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YouTube の取り組み

YouTube 上での子どもやティーンエイジャーの安全を守るために、どのような対策をしていますか?

今の子どもやティーンエイジャーたちは、YouTube を通じてさまざまな可能性の世界に触れることができ、自分たちの独自の関心を反映したポジティブなコミュニティを見つけようと YouTube にアクセスしています。YouTube は、若い世代のユーザーが想像力と好奇心を満たせる場所とツールを提供すると同時に、このような未成年者がオンラインで体験したり発見したりすることについては、特別な保護と考慮事項が必要であるということも理解しています。

青少年の安全を育む

YouTube の子どもと青少年に関する YouTube の基本的な考え方とは何ですか?

子どもと青少年に関する YouTube の基本的な考え方は、YouTube が運営上の指針としているもので、青少年にとってより安全で充実した環境を作り出すための YouTube の取り組みの中核を成すものです。

YouTube は長年にわたって、世界中の子どもやファミリーの人生を豊かにする安全かつ有用で質の高いプラットフォームの構築に向けて取り組んできました。YouTube は多くのリソースを投入して強固なポリシーやサービスを構築し、YouTube コミュニティ全体を守るとともに、人々を信頼性の高い情報源につなげるよう努めてきました。たとえば、摂食障害や自殺を促すようなコンテンツの撲滅に向けた取り組みや、危険行為に挑戦するコンテンツの規制を行っています。

YouTube Kids および保護者向け管理機能とは何ですか?

YouTube Kids および年齢層の高いお子様に対する保護者向け管理機能を通じて、年齢層ごとに異なるコンテンツ ライブラリを利用できるようにしているほか、子どもの YouTube 利用時間の管理に役立つ各種機能を提供しています。子どもの発達の専門家と協力して構築したこの機能は、現在月間 1 億人を超えるアクティブな視聴者(ログインおよびログアウトしている視聴者)に利用されています。 また、子どもや青少年のオンライン利用方法は常に進化し続けており、YouTube もそれに従ってサービスとポリシーを進化させ続けています。

YouTube における子どもの安全対策はどのようなものですか?

YouTube は、お子様やご家族に最大限の保護を提供できるように、関連する技術や人材に重点的に投資をしています。

YouTube をご利用いただくには、保護者が管理機能を使って許可していない限り、13 歳(もしくは お住まいの国の該当する年齢)に達している必要があります。YouTube のコミュニティ ガイドラインでは、プラットフォームで禁止されているコンテンツについてまとめています。また、子どもを特定の危険にさらすコンテンツは、子どもの安全に関する特定ポリシーにより禁止しています。

YouTube Kids では、年齢にふさわしく、YouTube の品質に関する原則を遵守し、子どものさまざまな好奇心を満たす多様性に富んだコンテンツを識別できるよう取り組んでいます。そうした取り組みの中で、子ども向けメディア、子どもの発達、デジタル学習、デジタル シチズンシップに詳しい外部の専門家からのフィードバックを採り入れた、YouTube Kids 独自のコンテンツ ポリシーも策定しました。

家族向けの適切な環境を構築すべく、引き続きプラットフォームを進化させるとともに、必要に応じて、外部の専門家や社内の専門チームの意見を反映させながら、サービスおよびポリシーを改善してまいります。

YouTube は広告配信のために子どものデータを収集していますか?

YouTube は子ども向けに制作されたコンテンツを視聴しているすべてのユーザーから得るデータを、ユーザーの年齢にかかわらず、子どもから得たデータとして扱っています。子ども向けに制作された動画に関してはデータの収集とその使用を制限するため、YouTube の一部の機能は利用が制限されるか、または利用できなくなります。たとえば、子ども向けに制作されたコンテンツにはパーソナライズド広告が掲載されず、またコメントや通知など一部の機能が利用できません。すべてのクリエイターはコンテンツが子ども向けに制作されたものかどうかを設定することが義務付けられています。YouTube Kids 並びに YouTube の保護者向け管理機能では、パーソナライズド広告は禁止されており、視聴しているユーザーではなく、視聴中の動画のコンテンツに基づいて選ばれた広告が表示されます。

YouTube は、クリエイターとしてコンテンツを投稿したり、他のクリエイターの動画に出演したりする子どもをどのように保護していますか?

利用規約に記載されているとおり、規約に同意できる年齢に満たないお子様は、保護者または法的後見人が有効化した場合にのみ、YouTube または YouTube Kids(利用可能な地域の場合)を利用できます。YouTube Kids または YouTube の保護者向け管理機能では、お子様はコンテンツのアップロード、ライブ配信、コメントの表示と投稿を行うことができません。また、金銭の受け渡しを伴う取引関係の機能を使用できません。YouTube では、ライブ配信機能で未成年のユーザーに対して追加の保護対策を設けています。例えば、ライブ配信に未成年が出演していて、その未成年に大人が同伴しているかどうかはっきりしない場合には、配信を終了するといったことです。

また、子どもが出演する動画を投稿するクリエイターが、遵守すべき法的義務を把握できるように、子どもが出演するコンテンツに関するおすすめの方法を提供し、目立つようにメッセージを示しています。クリエイターは同意を得るだけでなく、必要な許可、賃金や収益の分配、学校と教育、労働環境と労働時間など、子どもが出演するコンテンツに適用されるすべての法律、規則、規制に従う責任を負います。

YouTube は、成人向けコンテンツの視聴をどのように制限していますか?

YouTube は、ユーザーの皆様に年齢にふさわしい視聴体験を常に提供できるよう、全力で取り組んでいます。コンテンツの対象年齢を的確に判断できるのはたいていの場合クリエイター自身であるという認識に基づいて、YouTube は状況に応じてクリエイターに動画に年齢制限を設定する機能を提供しています。コンテンツに年齢制限が設けられている場合、ユーザーがその動画を視聴するには、アカウントの年齢が 18 歳以上で、YouTube にログインしている必要があります。この条件が満たされない場合、警告が表示され、年齢にふさわしい他のコンテンツを検索するための画面にリダイレクトされます。YouTube のコミュニティ ガイドラインには、アップロードしたユーザーがコンテンツに年齢制限を設ける必要がある場合のガイダンスが含まれています。

年齢制限機能を統一化するため、他のウェブサイトから年齢制限が適用されている動画にアクセスしようとすると、ユーザーはYouTube ページへリダイレクトされ、再び18 歳以上であること、およびログインすることを求められます。年齢制限が誤って適用されたと思われる場合、アップロードしたユーザーは再審査請求を行うことができます。

年齢制限が一様に適用されるようにするため、大半のサードパーティ ウェブサイトでは、視聴者が年齢制限のある動画にアクセスしようとすると、18 歳以上かつログインしていることが要件となる YouTube にリダイレクトされます。このような仕組みにより、動画を見つけた場所にかかわらず、適切な視聴者のみがその動画を視聴できるようになっています。

YouTube では動画内で危険な状況にさらされている子どもをどのように保護していますか?

YouTube は、児童の性的対象化や搾取にあたる YouTube 上の動画、再生リスト、サムネイル、コメントに対して常に明確なポリシーを提示しています。機械学習システムを使用してこのポリシーに対する違反を積極的に検出しており、システムによって検出された違反およびユーザーによって報告された違反の対象を世界中の審査担当者が迅速に削除しています。YouTube は、未成年者を性的対象化または搾取しようとしているクリエイターのアカウントを直ちに停止して、違法行為を全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)に報告します。NCMEC は国際法執行機関と連携して調査を行います。

コンテンツが YouTube のポリシーに違反していなくても、そこに含まれる未成年者がオンラインまたはオフラインで悪用される危険性があることを YouTube は認識しています。そのため、ポリシーの適用に対しては特に周到なアプローチを取っており、機械学習システムを活用して、未成年者を危険にさらす可能性のある動画を積極的に特定し、ライブ配信の制限コメントの無効化おすすめの制限などを広範囲に適用しています。

青少年と家族に関するアドバイザリー ボードを確認する